子育てを仕事の両立がきつくなってきたので転職したい。
転職活動ってどのくらいの期間が必要?
看護師ママの転職は何から始める?
子育てと両立ができる職場がみつかるか不安。
この記事では、上のような悩みをお持ちの育児中の看護師の方に向けて、
「職場探しから転職までの手順」をまとめています。
- 職場探しから転職するまでのおおまかなスケジュールや流れ
- 子育てと両立のしやすい職場の選び方
- 希望に合った求人の探し方
- 初出勤までの準備
- 転職後の子育てと両立のコツ
実際に第一子出産後、約2年半のブランクを経て潜在看護師から復帰した経験や、3回の転職経験をもとに書いています。
特に子供が小さい20代~30代の看護師ママさんの転職は、その後のキャリアを左右する重要なものになるので、後悔のない転職ができるようポイントをまとめました。
ママナースが転職するまでの流れ 9つの手順
育児中の看護師が復職するまでの手順・流れをまとめました。
時期:転職したいと思った時。転職の意思が固まれば並行して早めに情報収集を開始する。
時期:自己分析後、または自己分析の最中。
時期:転職する意思が固まった時。
時期:職場によるが、3ヶ月前までには伝えるケースが多いです。
時期:希望の求人が見つかった時、転職2~3ヶ月前まで。
時期:希望の求人に応募した時。
時期:希望の求人に応募した時、転職2ヶ月前まで。
時期:内定をもらったあと、転職1ヶ月前まで~転職まで。
それぞれの手順の注意点を説明していきます。
転職の手順1 自己分析をする
自己分析の目的とやり方
自己分析の目的は、転職したい意思と希望の職場の軸をはっきりさせることです。
漠然と現状に不満だから転職したいなぁと思っているだけでは、なんとなく職場選びをして後悔する結果になる恐れがあります。
今の職場の不満点や、なりたい看護師像など様々な視点から今後のキャリアを考え、理想の転職先を考えましょう。
子育てや家事や仕事に追われる日々の中で、なかなか自己分析をする時間が取れないママナースには、転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーと話すことによって自分の目指す道が見えてくることもあります。
転職の意思が固まっているのであればすぐにでも転職エージェントに登録して上手に活用することがおすすめです。
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自己分析時のチェックポイントをまとめてみました。
- なぜ転職したいのか現状の不満点などを洗い出す
- 将来のキャリア・なりたい看護師像を考える
- 過去の経験(職歴)から絶対にゆずれない条件を決める
- 育児・家事の協力がどの程度得られるか(夫や親など)
- 保育園送迎・通勤時間を考慮し、何時から何時まで働けるか
- 夜勤ができるか、土日は働くか
- 働き方は非常勤か常勤か
- 非常勤の場合扶養の範囲内で働くか
学生時代の経験や過去の経験を思い出し、具体的に考えていくことがポイントです。
どんな働き方がしたいかについてはこちらもご参考にしてください。
ゆるくのんびり働きたい方に、おすすめの職場をまとめました。
転職の手順2 家族で話し合う
自分の意見だけでなく、夫の意見を聞き、家族で話し合うことが必要です。
- 自己分析した結果と自分の希望を伝える
- 育児・家事の協力がどの程度得られるか(夫や親など)を確認
- 保育園送迎・通勤時間を考慮し、何時から何時まで働けるか
- 夜勤ができるか、土日は働くか、家族の希望を聞く
- 非常勤か常勤か家計をもとに相談する
- 非常勤の場合扶養の範囲内で働くかを決める
家族と話し合うことで、本当に転職したいのか自分の希望を改めて確認することもできます。
夫や子供の希望を聞いて、希望の勤務条件をまとめましょう。
転職の手順3 希望に合う求人探しや情報収集をする
- ゆずれない条件をクリアしているか
- ママナースの多い職場か
- ブランクのある看護師への教育制度・研修制度はあるか
- 雇用保険に加入できるか
- 休日の取りやすさや育児休暇の実績
子育てとの両立ができて給与も良い、百点満点の職場を見つけたいところですが、理想通りの職場はほぼみつかりません。
どこが妥協できる条件か、ここだけはゆずれない条件をしっかり決めて求人探しをするのがポイントです。
求人探しの方法は以下の方法があります。
- 自分でネットで探す(公式サイトなど)
- 友達の紹介
- ハローワークで探す
- 転職エージェントに登録し情報収集する
自分でネットで求人探しをする
近所の施設や病院など、すでに働きたいところがある場合、公式サイトに求人情報が載っている場合があります。
公的機関(市民病院や役所など)の求人は転職エージェントの仲介などは行っていないので、自分で情報を入手する必要があります。(またはハローワーク)
友達の紹介から求人探しをする
看護学生時代の同期や以前の職場の先輩後輩など、看護師仲間から紹介してもらう方法もあります。
友達が働いている職場で推薦してもらえると面接や採用までがスムーズにいくケースもあるので、思い当たる友達がいる場合は求人情報など聞いてみることをおすすめします。
私は実際、友達の紹介で働いたことがあるのですが、推薦してくれたので面接などとてもスムーズでした。
ハローワークで求人探しをする
実際にハローワークへ行って求職活動をサポートしてもらう方法と、ネットでハローワークの求人を見る方法があります。
育児中の方には、ママさん専用の相談窓口もあり、ちょっとした遊ぶスペースで子供を遊ばせながら相談にのってもらうこともできます。
私もお世話になりましたが、自分ではみつけられなかったコロナワクチン単発バイトの仕事など、色々な求人を紹介してもらえました。
転職エージェントに登録して求人探しをする
看護師の転職サイトはたくさんあり、サイトによって取り扱い求人数が違います。
転職エージェントに登録するメリットは、非公開求人がみれて、情報収集を含む転職活動が効率的にできることです。
また、転職のプロのアドバイザーさんが相談にのってくれることも魅力です。
希望の条件を伝えておくと、メールやラインで情報を送ってくれるので自分で探すより時短になります。
複数の転職エージェントに登録して転職活動する方が多いです。
最初に登録すべきおすすめはレバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )です。
今年のオリコン顧客満足度調査で、「対応者の対応No.1」「交渉力No.1」「紹介案件の質No.1」と、三冠を達成しています。
その他おすすめの転職サイトは以下の記事をご覧ください。
転職の手順4 転職の意思を上司に伝える(時期は職場による)
- いつまでに転職の意思を伝えるかの暗黙のルールがないか確認し、タイミングを考える
転職の意思をいつ上司に伝えるかは悩むところですよね。
大きい病院などは、3月末退職希望だったら夏までには希望を伝えるなどの暗黙のルールがあるところもあります。
実際、私も大学病院で働いていたときは、秋ごろまでには伝えたうえで、退職者が多いからと結局退職時期が後ろ倒しになったという経験があります。
職場の就業規約の確認や前例者に相談し、タイミングを図りましょう。
転職活動をして、転職先が決まってから伝えても法律上問題ないですが、最低でも2~3ヶ月前までに伝えるケースが多いです。
安易に先輩などに相談して噂が広まるなんてこともあるので、相談する際は注意しましょう。
転職の手順5 求人に応募する
- 理想の求人が見つかればすぐに応募する
- 応募前に勤務条件の確認をする
転職活動はタイミングが全てといっても過言ではないほど重要です。
人気の求人はすぐになくなってしまいますからね。。
逆に不人気の職場や、何かしら問題があるようなところは常時求人が出ているなんてこともあります。
気になるけどこの条件が合わないな、など具体的に気になるポイントがある場合、転職エージェントに登録していれば、アドバイザーに相談すると確認してもらえることもあります。
ハローワークの求人票で気になるものを見つけた際も、ハローワークの相談員さんが勤務条件などを確認してくれるので、気軽に相談してみましょう。
転職の手順6 履歴書を作成する
- ステップ1で自己分析した内容をもとに、自己PRを書く
- 履歴書と別に職務経歴書が必要なこともあるので、必要書類を確認する
- 転職エージェントのアドバイザーに最終チェックしてもらう
せっかく時間をかけて自己分析をしたら、それをもとに志望動機や自己PRを書きましょう。
求人によって必要書類が異なる場合があるので、確認し用意します。
転職エージェントに登録していると、履歴書のチェックをしてもらえるので大きなメリットです。
転職の手順7 採用面接を受ける
- 自己紹介や自己PRとして言う事を考えておく
- 想定される質問に対して事前に準備をする
- 逆質問することも考えておく
- スーツやそれに準じた服装で臨む
第一印象が大事なので、身だしなみや服装に気を付けます。
服装は必ずしもスーツでなく、スーツに準じた白いブラウスと黒のパンツなどでも大丈夫です。
事前に想定質問や自己紹介などの準備をし、すぐに答えられるようにしておきましょう。
転職の手順8 採用が決まったら転職までの準備をする
- 上司に退職の意思を伝える(まだの人は)
- 必要な場合は引継ぎをする
- 新しい生活スタイルに慣れるよう、シミュレーションする
- 事務手続きなど必要なことをする
転職先が決まってから退職の意思を伝える方は、ここで上司に伝えます。
退職にあたり、今の職場で係など引き継ぐ仕事がある場合は余裕をもって後任者に引継ぎをしましょう。
職場が変わることにより生活スタイルが変わるので、子供の保育園の送り迎えのことや家事のことなど、シミュレーションをしておくとスムーズに新生活がスタートできます。
転職先に事前に提出する書類や事務手続きが必要なこともあるので、必要な手続きを済ませましょう。
クリニックなど個人医院の場合、事前にユニフォームを注文して持参が必要なところもあります。
初日の持ち物の確認も必要です。
転職の手順9 転職初日
- 出勤時の服は清潔感のある服装で
- 職場の人に好印象を持ってもらえるように自分から積極的に挨拶をする
- 自己紹介は完結にはっきりと
- メモ帳や筆記用具を準備し、必要なことはメモをとる
いよいよ初出勤、緊張しますね。
笑顔で積極的に挨拶をし、自己紹介は完結にしましょう。
入職後初出勤の時には、私服のままオリエンテーションがある職場もあります。
念のため出勤時はオフィスカジュアルなどの清潔感のある服装が良いでしょう。
仕事の基本ですが、教えてもらう時にはしっかりと自分でメモをとるように最低限のメモ帳と筆記用具は持参します。
転職後の生活 子育てや家事と看護師の仕事の両立のポイント
- 家事の効率化をはかる
- 夫と家事分担を見直し、協力する
- 家を整え、できるところは仕組化する
家事の効率化をはかる
私の場合は、家事が苦手なので、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥まではあたりまえ・ルンバの活用・食材宅配の活用と、かなり手を抜いています。
仕事をしていたときはもちろんですが、育休中や現在仕事をしていなくても活用して時短につながっています。
夫と家事分担を見直し、協力する
これまでも家事分担をしていたと思いますが、転職を機に改めて家事分担を見直し、新しい生活に適応できるよう、協力することが必要です。
家を整え、できるところは仕組化する
例えば保育園の準備グッズや小学校の学用品をきれいにまとめておくなど、誰でも準備がしやすくしておくと朝の支度がスムーズになります。
転職をすると今よりも働きやすい環境になるとは思いますが、慣れるまでは大変な面もあると思うので、家のことを見直し、家事の効率化をはかることがうまくいくポイントです。
ママナースの子育て中の転職を成功させよう
転職活動は短期勝負で1ヶ月で決まることもありますが、短期間にやらなければいけないことが多いですよね。子育て・家事の両立に悩むママナースだからこそ、効率的に転職活動をしていきたいものです。
そのためには、使えるものは利用するのが一番!
履歴書や面接対策支援、面倒なやり取りをアドバイザーにおまかせできる転職エージェントを活用するのが近道です。
ラインやメールで求人情報を送ってくれるので、上手に活用して情報収集しましょう。
まだ時間がある方も求人情報をあらかじめ見ておくと、この求人いつも出てるからやめておいた方がよさそう、とか、求人情報を見る目が養われますよ。
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